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税理士の独酌譚バックナンバー
「税理士の独酌譚」  16かぐらむらH19.4、5月掲載
  活動的でうれしい春、夏に向かうこの季節が私は大好きです。絶好のスポーツの季節、今年は野球が楽しみですね。実はレッドソックスへ移った松坂大輔のファンで、彼が甲子園で大活躍したあの夏の数日間は忘れがたく、その後もずっと彼を応援していますから、わくわくしてこの春を待ち望んでいました。いつも冷静で堂々としたマウンド姿にほれぼれします。イチローの大ファンでもあります。彼の動きはすべてが美しく、特にヒットを打って一塁から二塁や三塁へと走る姿はスタンドで見るとまさに芸術です。プロのすごさですね。今年はビールがうまそうです!
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「税理士の独酌譚」  15かぐらむらH19.2、3月掲載
  ちらほらと梅の香りが漂う季節。梅が競って咲くようになればすっかり春だ。
昔出張ついでに訪ねた大宰府天満宮では、庭に咲く沢山の梅の木とあたりに香る様子が尋常ではなかった。九州の温暖さと明るい日差しに、本当に春だと驚いたものである。梅去れば桜かなのこの季節は旅立ちと新たな出会いの時でもある。この春からどんな出会いがあるのかと楽しみ、どんな出来事に遭遇するのかと期待する。その心境は動き出す虫のようだと思えば、それは啓蟄の季節どおりということか。
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「税理士の独酌譚」  14かぐらむらH18.12、H19.1月掲載
 ヘッドホンが進歩して周りの雑音が聞こえないというものが流行です。一人の世界に没入したい表れか。中には高価なそれも売られていて、実は私も試聴してみました。確かに雑音が少しになり、海の底で一人で音楽を聴くような気分です。電車や飛行機の中で有効といいます。これをつけて、機械的な雑音をシャットアウトして自分が聞きたい音を、一人悦に入って聞けたらいいかな・・と思い巡らすと、ヘッドホンをつけた自分の顔が店に備えた鏡に映っているのが見えました。昔見たシーンが頭に浮かびました。あれは、猿がヘッドホンをつけて立っていましたっけ。
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「税理士の独酌譚」  13かぐらむらH18.10、11月掲載
 秋深し、隣は誰だかわからない・・という時代。でも人間がコミュニケーションを拒否して生きてゆくことは苦痛ですから、声をかければ誰でも笑みを浮かべてすぐに仲良くなれる、と信じるほうが楽しい。収穫の秋は、食欲を満たし、紅葉で野山の自然の美しさを楽しみ、酒が旨い、そして人恋しい、といった季節。酒を飲みながら隣に座った見知らぬ人とも、言葉を交わさなくともいつの間にか意思や情が通じてゆくもの。事業や交渉ごとにもそんな考えがあれば自ずと道開くと考えれば、難事も気にすることなかれ、です。
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 「税理士の独酌譚」  12かぐらむらH18.8、9月掲載
 神楽坂の阿波踊りがある夏祭り。暑い暑いと言いながらも、屋台の匂いやあふれかえる人の波、吹き出す汗とはじけるかけ声、こういう夏祭りの独特な風情は心弾んで何とも嬉しい。子供たちの夏休みが真っ盛りでも、昔のように真っ黒になって遊ぶ姿が少なくなって淋しい気がする。しかしこちらの旧少年はいつまでも、真っ黒になって飛び回って遊んでいたいまま年を重ねてきたから、夏祭りの風情にウキウキしてしまう。そういえば神楽坂で今年は蝶を見ないがどうしたろうか。温暖化だとか異常な水害、天候不順の不安感が少しでも無くなるといいですね。

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「税理士の独酌譚」  11かぐらむらH18.6、7月掲載
 神楽坂6丁目の商店街通りで青空市が催され、物の販売に普段縁が無い我が事務所ですが、スタッフたちが是非にと燃えて参加しました。「いらっしゃいませ・・」と黄色い元気な声で並べたものは甘酒と杏仁豆腐、特製で人気のコーナーとなりました。
さて甘酒が本来は夏に冷やして飲む夏ばて予防の飲み物だということをご存じでしたか。俳句でも夏の季語、ビタミンB1、2、6やすべての必須アミノ酸、大量のブドウ糖などを含み栄養豊富な健康飲料だそうです。 人通りも一段と賑やかなその日、スタッフたちは大張り切りで楽しんだ一日でした。
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「税理士の独酌譚」  10かぐらむらH18.4、5月掲載
 世間を騒がせる事件がたくさんですが、嘘のつきかたが下品で質の悪さを感じます。ごく一部の話でしょうが律儀さや廉恥心、卑怯を恥じる心を失いたくありません。もちろんエネルギーにあふれまっすぐ正々堂々と活躍するすばらしい方に胸躍る事の方がはるかに多いのですが、貧相な精神性は最も恥ずべきこと。桜が咲き新しい年度が始まるこの季節には、新たにたくさんの若者が社会人の仲間入りをしてきますが、金銭物欲ばかりでなく社会人としてのマナーや心のこもった礼儀作法を先ず覚えてもらいたいです。
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「税理士の独酌譚」  09かぐらむらH18.2、3月掲載
 この冬は大変な大雪で、全国各地で大変な被害。しかし雪が降らなければ農作物に水不足が心配されるのも事実。なかなかうまくいきません。今、寒さが名物のニューヨークからこの原稿を書いていますが、昔から人間は自然と闘ったり協調したりして生きてきたのだと改めて考えさせられます。さて、トリノオリンピックやワールドカップ、巨大なイベントが続く今年はその波及効果で景気の追風も期待されます。また新たにいくつかの新ブームも予想され、まさに「春来たる」、ですね。
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「税理士の独酌譚」 08かぐらむらH17.12、H18.1月掲載  
 いよいよ年末年始の暦の入れ替わりです。我が会計事務所では「年末調整」や「確定申告」が間近に迫るといよいよ冬本番、と感じる季語のようなもの。夏に我が事務所の情報誌『貯金箱』でも触れましたが、少し景気が上向いています。前向き、強気、絶好調!と叫んでみれば、もっともっと福の神がやって来る気分。幸いのタイミングで神楽坂6丁目の無電柱化工事も完成。振興組合の方々のご苦労が偲ばれますが、そこに福の神がほほえんで、歩道の色合いの変化でいっそう明るい気分にさせてもらえます。
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「税理士の独酌譚」  07かぐらむらH17.10、11月掲載
 『開けーゴマ!』と言うと大きな岩戸が開くという千夜一夜の話は暗示的ですね。決まった暗号めいた呪文である必要は無く、確固たる信念で対峙すれば岩戸が開くということのようです。諺ではさしずめ『意志あるところ道通ず』でしょうか。商売も健康管理も同様の気持ちで『エーイ!』っとかけ声を掛ければ、何でも思いのままになりそうです。科学的根拠なんか必要ありません。日本の文化の中には、念じて意志を通すということが元来底流に流れているではないですか。

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「税理士の独酌譚」  06かぐらむらH17.8、9月掲載
  蝶が飛び回り始めて梅雨になり、再び蝶が舞い飛ぶようになると梅雨が明ける。ご存じですか?梅雨が明けるリズムのことと、アゲハ蝶もセセリ蝶も神楽坂の寺町の奥や公園界隈などで目にすることを。季節や自然との出会いも人との出会いも、よく考えると不思議です。気持ちが通わぬ試しはなく、時がコツコツ歩いてゆくのが見えるようです。
  先日千葉の鴨川に行きました。太平洋に向かって高いところの露天風呂から眺める景色は壮大で、比べれば裸の自分は妙に小さいわけですが、この大海原と気を通わせられればどんなこともできる気分で帰ってきました。
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「税理士の独酌譚」  05かぐらむらH17.6、7月掲載
  ヘミングウェイのカクテル、フローズン・ダイキリに憧れて自分で試してみたり、洋酒に憧れてかっこいいおじさんになりたかったが、ビートルズも六〇歳台とは、時は早くて止まらない。最近当事務所で無料のメルマガを発行した。その中で、この、かぐらむらと神楽坂の街とハナミズキを紹介したら、街を見に来てくれた読者がいた。新しい喜びを酒の思い出と交差させてしみじみと味わった。貯金箱というビジネス情報誌だが、いろいろな情報に自分流で勝手な解釈意見を述べ皮肉も混ぜ込んで、一方では経営者・一般家庭人諸兄に密やかなエールを送っている。
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「税理士の独酌譚」  04かぐらむらH17.4、5月掲載
新年度がスタートした。法律の改正もこの時期を境に行われ、社会の動きがさらに活発になってゆく。昨今の注目すべきはこんなことではないだろうか。サラリーマンや主婦や学生までもが、これまでよりいっそう簡単に会社を起こして事業を開始できるということ。なんといっても会社としての資本金を準備する必要がなくなり、株式会社が個人事業と同程度に身近になるのだ!今回は会社を取り巻く制度変更が、かなりドラスティックに実施されることが注目される。当事務所へもそうした起業の相談がどんどん寄せられている。わくわくする。個人の能力がより浮き彫りになり、活発な経済に早くなってほしい。
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「税理士の独酌譚」  03かぐらむらH17.2、3月掲載
この季節は確定申告の時期。無税の国へ逃げたいと誰でも思うのが人情だが、租税は国家形態の根幹をなす重要な要素。神代の昔から、人民には何らかの租税負担が付き物で、逃れられないのが現実である。それならばせめて負担する税以上の稼ぎをして、はたまた、「七人の侍」の農民のように、無いふり袖を振り回して舌でもペロっと出してみたいもの。不況下でも稼ぐ方法はきっとある。景気のいい話が途切れたことはないのだから。その稼ぐ方法や節税策を必死で生かして生き残る知恵を、せめてクライアントにはこっそり教えてあげたい、と思いつつ、咲き始めた梅の花を見る今日この頃である。
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「税理士の独酌譚」  02かぐらむらH16.12、H17.1月掲載
秋から年明けは税制改正の話題が多くなる。景気に明るさが出始めたと言えば、政府税調では定率減税廃止という課税強化の方向へ動いている。景気炭に火が点くいとま(暇)なしである。その見込み税収効果は三兆三千億円とか。これを消費税に置換えれば六六兆円分の消費拡大と同様で、景気良好なればもともと消費拡大効果の税増収はあるわけだから、さらなる増税策を行うということか。平成九年に消費税率を五%にして冷めた景気の浮揚策の一つとした定率減税を廃止することで再び失速あるいは減速すれば、所得漸減の庶民にとって所得税負担増は二重の苦しみにもなりかねない。
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「税理士の独酌譚」  01かぐらむらH16.10、11月掲載
  ホオズキ(酸漿)市や阿波踊りで沸いた今年の夏は、暑くてつらくて長かったが、既に秋も深まり時の過ぎる早さに驚く。この街で一六年、お世話になっているこの街も景気の浮き沈みとともに随分変化した。この新しくて古い街を、流れる風がしっくい(漆喰)でも塗るように、改めて“神楽坂”と染めていくようである。
  夏に神楽坂の親しい人を亡くした。真っ正直で若々しい感覚が魅力的で、沢山の記憶を戴いた。風も時間も待つことなく流れて行くのに、振り返るのは人間の切ない気の迷いか。
  景気の動きや時代の変化に左右されもするであろうが、この街はいつまでも文化的で元気で変わらずにいて欲しいと願う。
 
Web版の“かぐらむら”のホームページはこちらでみられます。
   
   
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